ヤンキー彼女とヤクザ彼氏
◎駿



珍しく優衣から電話がかかってきた。




今学校にいる時間じゃねぇの?





「もしもし。」

「駿!助けて!」

「は?どうした!?」

「ハルが…。」

「ハル?」





まさかハルが出てくるとは思ってなくて…。





「女が出てきてハルが固まって…。」

「女…。とりあえず、今すぐ行くから!」





優衣にだいたいの場所を聞いてから電話を切った。




なんか嫌なかんじがする。





「宇佐!行くぞ!」

「どこに?」

「いいから、まず車出せ!!はやく!!」

「…了解。」





なにかを悟ってくれた宇佐。




いそいで宇佐の運転で優衣に教えてもらった場所へ。





車の中でとりあえず説明。




でも俺も詳しくわかんねぇし…。





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