ヤンキー彼女とヤクザ彼氏
あたしは無言で部屋をでた。




教室には戻らないで学校を出た。





…だめだ、感情に任せて行動したら。





近くの公園のベンチに座る。





「はぁ…。」





あたしは駿といたい。




駿が好き。




まわりのみんなも大事。




みんなと一緒に居たい。






でも…あたしが駿と居たら、大好きな駿もまわりのみんなも傷つく…。




そのためにアイツを倒せたらいいけど、その術は…ない。





「駿…。」





アイツが間違ってるのに…どうすることも出来ない。




…逃げるしか…ない?






「……。」





日が暮れるまで1人で考えた。




そして…答えはでた。





それが一番いいハズだ。




< 329 / 374 >

この作品をシェア

pagetop