ヤンキー彼女とヤクザ彼氏
なんか考え方が優衣っぽくなってる気が…。




まぁ、いいことだ。






「とにかく、お姉ちゃんのやり方に納得出来なくなってきたし、いい加減暖かいとこで寝てほしくて。汐莉さんの番号調べて…。」





うん、ナイス。




かなりナイス。





「言うなって言われてたから…。」

「大丈夫だって、あたしが責任持つ。」

「嫌われたりしませんよね?」

「当たり前。」

「良かった…。」

「優衣のこと好きだね〜。」

「べ、別に!」





ツンデレまで一緒?




血って繋がってなくても似るもんなのか…。





「とにかく、あたしは伝えました。」

「ありがとな。」

「古い家の住所は汐莉さんにメールしました。」

「ああ。すぐ行く。」

「では。」





亜衣を見送ってから、一気に安心感…。





「良かった〜…!」

「駿〜!やったな。俺も安心。」

「やっと寝れるわ。」

「汐莉ずっと寝不足だもんな。」

「宇佐もじゃん。」

「一番は駿だろ。」

「そっか。」






…なんでイチャイチャ見せられなきゃいけねぇんだ!




でも、明日行く。




絶対、何が何でも優衣のとこに行ってやる。





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