ヤンキー彼女とヤクザ彼氏
「上等だ。」

「白峰さんにケンカ売ってんじゃねぇ!」





思ったよりすごい人数。




けどま、青山のときよりマシかな。





「待て。」

「緑川!」

「コイツは白峰さんの獲物だ。」

「黒田。なんでお前らがいるんだよ。」

「ここの生徒だから。」

「リョウさんの応援ってことで。」





あぁ、そういえばカルテットだもんな。





「じゃああたし達は麻野の応援しようかな。」

「あはっ、頑張って〜!」

「青山と桃原?」

「あたし達はカルテットでも生徒でもないからね。」

「見物に来たんだよ〜。」





応援されてる気がしないけど。




まぁいいや。




戦うのはあたし1人だから。





「久しぶり、黒田。」

「青山…相変わらずうぜぇ!」

「桃原、元気だったのか?」

「うん!緑川も。」





なに、カルテット再会の場面?




なんかみんな戻ってくけど。





「なぁ、あたしも戻っていいか?」

「いいんじゃない?行こうか。」





ってことで、放置して教室に戻った。





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