ヤンキー彼女とヤクザ彼氏
駿を見ると、優しく笑ってた。





それからゆっくり手が伸びてきて。




抱きしめられた。





それが何か心地よくて、駿に抱きしめられながら泣いた。









しばらく泣いたら涙も止まる。




駿から離れて顔を上げた。





「なんかスッキリした。ありがとな、駿!!ハルに言われたとおり、駿に言って良かったかもな!!」

「それなら良かった。じゃ、ゆっくり寝ろよ。おやすみ。」

「おやすみ。」






駿は「カギ閉めろよ!」と言って部屋から出ていった。







…。




ど…。





ドキドキした…!!





途中から落ち着いてきちゃって。




抱きしめられてるしよ…。




つーか、微笑みとか?




真剣な顔とか?





浮かんできちゃって、ドキドキしてきた。






顔が熱い!!





なんだ、これ!?






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