ヤンキー彼女とヤクザ彼氏
なんでかはわからないけど、アイツと話がしたいと思った。





さて…。





探し出したとして、どう理由をつかるかな…。






多分宇佐が車を持っていきやがったから、俺は歩いて帰る。





若頭って言っても、宇佐だけは対等だ。





いや…むしろ宇佐が俺に命令することもあるくらいだ。





ムカつくけどな。







「ただいま。」

「お帰りなせぇ、若!!宇佐さんは?」

「んー?ちょっと調べ事。」

「そっすか。」






自室に戻って着替えると、電話が鳴った。






「もしもし。」

「おー駿。探し者見つかったぞ。」

「さすが宇佐。仕事がはえぇな。」

「まぁ、詳しくは帰ってからな。」

「あぁ。」






このデカイ屋敷に、家族を持ってない組員はみんな住んでる。





それでも部屋が余るほどだ。







それより、見つかったか…。






どうすっかな〜。





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