ヤンキー彼女とヤクザ彼氏
学校が終わって玄関にでると、いつも通りハル。




…と、思ったら、いつもと違う車。





あれ、ハルまだか?





「あ、優衣。」

「え…駿!?」





車から降りてきたのは駿。




しかも、和服でもスーツでもなく、普段着の洋服。





…カッコイイ。






「見惚れてんじゃねぇよ。」

「み、見惚れてねぇし!!」

「はは!!乗れよ。帰んねぇのか?」

「帰る…。」






驚きつつ、車に乗り込んだ。





「なんで今日は駿なんだよ?」

「仕事がはやく片付いたからな。ハルに任せきりも良くねぇと思って。」

「…別に、嬉しいとか思ってねぇからな…。」

「お前…ツンデレか?バレバレだし。」





なんで、すぐ赤くなるんだあたし!!




勝ち誇った目でこっちを見てる駿。




悔しい!





「…でも、そんな顔他の奴には絶対見せんなよ…?」





ビックリして駿を見たらちょっと赤くなってた。





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