友達以上恋人未満
【直樹side】
今の時間2時40分。遅い。悠奈から言ったくせに。
やっぱここは悠奈ん家のインターホン押したほうがいいのか?
でもあとちょっと待ってれば来るかもしんねぇし・・・
「・・・来ねえ」
『ドタドタドスッ』
ん?今の音は何だ?ドスッって何?
「直樹!」
「うわっ!びくった」
「ご、ごめん!てかラーメンがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
「はぁ?」
まず悠奈の言ってることがわかんねぇ。
ラーメンとか知らねぇし。
「ラーメン食べてたらいつのまにかこんな時間になっててでもラーメン食べたかったから全部食べ終わるのにこんな時間がかかりました。すいません」
「なるほど、悠奈がやりそうなことだ」
「ごめんなさい」
いつからだろ。こんな悠奈見て可愛いって思ったの。
いつからだろ。悠奈に好きな人ができるたびに嫉妬したの。
俺いつから悠奈のこと好きなんだろ・・・
「いいけどちょっと俺の相談にのってくれ」
「あたしが?」
「悠奈じゃなきゃだめなんだ」
「うん・・・分かった」
「俺さ、好きな奴がいるんだ。そいつは違う人が好きで俺なんか見向きもしない。けどどうしてもあきらめることはできないんだ。どすうればいいか・・・さぁ、迷ってるんだよな」
何で何も言わねぇんだよ。
あきらめろってことか?
無理に決まってるだろ。何年片思いしてると思ってんだよ。
「・・・じゃん」
「あ?」
「ばかじゃん!違う人が好きって知ってても好きでいられるんだから直樹はすごいのにあきらめようとしてるとかばかじゃん!あたしだったらそんなことはしない。峰村先輩の好きな人が違くてもあたしはあきらめない!あきらめるんだったら告って振られてからあきらめなよ!直樹は直樹でいいの!好きなんでしょ?あきらめきれないんだったらずっとずっと好きでいなよ!」
なんだよ。悠奈ちゃんと答えてくれるじゃん。
だよな、あきらめるとか告って振られてからだよな。
やっぱ俺お前のこと好きだわ。
「・・・サンキュ」
「え?あ、うん」
今の時間2時40分。遅い。悠奈から言ったくせに。
やっぱここは悠奈ん家のインターホン押したほうがいいのか?
でもあとちょっと待ってれば来るかもしんねぇし・・・
「・・・来ねえ」
『ドタドタドスッ』
ん?今の音は何だ?ドスッって何?
「直樹!」
「うわっ!びくった」
「ご、ごめん!てかラーメンがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
「はぁ?」
まず悠奈の言ってることがわかんねぇ。
ラーメンとか知らねぇし。
「ラーメン食べてたらいつのまにかこんな時間になっててでもラーメン食べたかったから全部食べ終わるのにこんな時間がかかりました。すいません」
「なるほど、悠奈がやりそうなことだ」
「ごめんなさい」
いつからだろ。こんな悠奈見て可愛いって思ったの。
いつからだろ。悠奈に好きな人ができるたびに嫉妬したの。
俺いつから悠奈のこと好きなんだろ・・・
「いいけどちょっと俺の相談にのってくれ」
「あたしが?」
「悠奈じゃなきゃだめなんだ」
「うん・・・分かった」
「俺さ、好きな奴がいるんだ。そいつは違う人が好きで俺なんか見向きもしない。けどどうしてもあきらめることはできないんだ。どすうればいいか・・・さぁ、迷ってるんだよな」
何で何も言わねぇんだよ。
あきらめろってことか?
無理に決まってるだろ。何年片思いしてると思ってんだよ。
「・・・じゃん」
「あ?」
「ばかじゃん!違う人が好きって知ってても好きでいられるんだから直樹はすごいのにあきらめようとしてるとかばかじゃん!あたしだったらそんなことはしない。峰村先輩の好きな人が違くてもあたしはあきらめない!あきらめるんだったら告って振られてからあきらめなよ!直樹は直樹でいいの!好きなんでしょ?あきらめきれないんだったらずっとずっと好きでいなよ!」
なんだよ。悠奈ちゃんと答えてくれるじゃん。
だよな、あきらめるとか告って振られてからだよな。
やっぱ俺お前のこと好きだわ。
「・・・サンキュ」
「え?あ、うん」