だけど君が愛しくて
探していたものをひとしきり持つと、レジまで行き、並んだ。
すると、向かい側のレジでノートを買っている男性にふと目がいった。
「‥‥‥‥‥ぇ‥‥」
ぁたしは目を見開いた。
昔から、ぁたしは目が良い。
ずっと中学生までは一応2か1・5はあった。
だから、見間違えるはずない。
見間違えるわけないんだ。
だって、それは目が良いだけぢゃなくて‥───
まだ、理由が他にあるから。
それは‥‥‥‥‥‥───────────
一度、恋した人だから。