危険なペット様との関係
……昨日からペットが増えたし。
どうしようこの先…
知らない男の人を部屋に入れた、なんて
ましてや会って早々、唇を奪われたなんて
お父さんが知ったら怒るんだろうな…
ううん、怒るので済めばいいんだけど。
……うぅ、怖っ。
「奈央」
「だから呼び捨て…」
「良いじゃん。…俺と奈央の仲なんだし。」
どんな仲よ…!!
そう心の中でツッコミを入れつつ、あたしはキッチンに立った。
「なーお♪」
「……。」
「今日学校?」
「……。」
「……制服って、そそるね」
「ひゃ…!」
急に腕を掴まれて、壁に押し付けられた。
すぐ側に彼の顔がある。