危険なペット様との関係
そんなことを考えている間にユウの上半身が露わになっていた。
「っ…」
ほどよく鍛えられている身体。
服を着ている時は細いように見えていたのに、綺麗に引き締まった筋肉がついている。
あの胸に今まで抱きかかえられていたんだと思うと、顔が熱くなってくる。
「そんなに見られると恥ずかしいんだけど。」
「ご、ごめ…!」
「見てた、ってとこは否定しないんだ?」
「ゔ…」
慌てて目を逸らした。
な、なんであんなにまじまじと見ちゃったんだろ…
こっちが恥ずかしいよ……
「ほら、奈央も脱いで?」
「へ?」
「へ?じゃない。ご褒美、くれるんだろ?」
えっと…
あの、まさか……
一緒に入る、とか言わないよね…?