angry, to you




「待って。」

「え?」

「あのさ...俺、「東ー、みずっちが呼んでる。」

「へ?」



何、すごく重大な空気だったはずなのに。
その雰囲気をぶっ壊したのは誰でもなく、神崎だった。



「邪魔だった?あー、でもまあ。こっちも代表者の集まりの用事あるから。それは後で。こっち優先。」

「は?」

「じゃーな。」


強引。


私の腕を引っ張って、秋村を置いていった。


「ごめん、秋村!また後で!」





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