〔短編〕Love letter
そして、手紙から顔を上げると、


「わかった、って伝えといて。」


私はコクンと頷いた。

亜紀、何を書いたんだろう?

彼方は何がわかったんだろう?

昼休みのあとの授業もそのことが頭を埋め尽くしていた。
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