〔短編〕Love letter
「ところでさ、愛海は誰に渡すつもりだったの?」


会話を終わらせた亜紀が聞いてきた。


「ん?秘密。」

「えー、ケチ。」


とは言いながらもそれ以上は聞いてこなかった。

また彼方と話し始める亜紀。

居心地が悪くなった私は2人から離れ、自分の席についた。
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