ひねくれ双子の険しい恋路



――――
――



ガチャ。



夕飯を食べ終わってから、自分の部屋に行った。



あたしの部屋は、何も変わってなかった。

それに、綺麗なまんまで。


きっとお母さんが掃除しててくれたのかな…。




ベッドにゴロンと寝転がった。


『うん。うちの匂いだ』


やわらかくて、ふかふかしたベッドがすごく気持ちよかった。



『今日は疲れたなぁ…』


ふぅ、とため息をひとつ。




なんだか眠くなってきた。


このまま寝ちゃおうかな。


風呂は明日シャワーすればいいや。




――ということで、寝よう。



あたしは電気を消して、目を閉じた。






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