ひねくれ双子の険しい恋路


朝日は梨沙の前髪をどかしながら、おでこに触った。


「確かに熱いな」



優しそうな、心配そうな……


そんな目で梨沙を見る朝日。




チクン。





なんか、痛い。


なんだっけ、コレ。


えーっと、あれ。



「んー?」



あたしが1人で考えていると、梨沙が目を覚ました。







< 33 / 392 >

この作品をシェア

pagetop