私の大事な旦那様~秘密のフィアンセ☆続・番外編~
電話をかけるといっても、同じ家の中にいる。
だけど、晴彦の部屋まで歩けないくらい、今は痛みが増していた。
「は、晴彦…。何か、腰が痛いの。ヤバイかも」
「えっ!?本当ですか!?すぐ行きます」
気が付いたら、午前3時になっていた。
こんな夜中でも、すっ飛んで来てくれる晴彦は、私にとっては、佑斗と同じくらい頼もしい。
「姐さん!大丈夫ですか?」
勢い良くドアが開かれ、晴彦が入ってきた。