私の大事な旦那様~秘密のフィアンセ☆続・番外編~
「晴彦から、連絡もらったんだよ。だから、すっ飛んで来た」
「佑斗…」
分かるよ。
無精髭が生えていて、きっとすぐに来てくれたんだって思った。
「ねえ、会合は?」
「竜二に任せた。あいつのとこは、先に産まれてるしな」
そうだったんだ…。
「お前は、そんな事を気にするな」
いつもみたいに、素っ気なくそう言うと、黙って腰をさすり続けてくれている。
メニュー