私の大事な旦那様~秘密のフィアンセ☆続・番外編~
「勇人~。気持ちいいねぇ」
日曜の昼下がり、私は勇人をベビーカーに乗せて、近所を散歩していた。
近くには、同じ様に、小さい赤ちゃん連れのママさんがいるけど、誰も話しかけて来ない。
なぜなら、私がヤクザの組長の妻で、勇人がその子供って知ってるから。
今までは気にならなかったけど、勇人が産まれてからは、人の目線が気になる様になったんだよね。
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