私の大事な旦那様~秘密のフィアンセ☆続・番外編~
「そんなに落ち込むなよ」
家へ戻り、しょんぼりしている私の側に、佑斗は来てくれた。
「だって、私たちがヤクザって知ったら、さっきの人も話ししてくれなかったんでしょ?」
ダメだ。
慣れない子育てに、情緒不安定気味なのか、最近はこんな事ばかり考えてしまう。
「それは分かんねえよ?そうじゃない人もいるだろうしな」
佑斗は、優しく髪を撫でながら、そんな風に励ましてくれた。
「なあ、由奈。後悔してる?オレと結婚した事」