...愛してる。
2月。もう後悔したくない。
その想いからバレンタインデー
チョコをあげた。
後悔は、していなかった。
それは、今でも。
それからは、あまりその人と
話すこともなくなった。
気まずくて...。
3月。ホワイトデー。
お返しは、こないと想っていた。
案の定、14日は...
何も起きなかった。
だけど次の日、バックの中に
青い袋が入っていた。
ビックリした...。
中身は、チョコ。でも...
名前も文字も書いてなかった。
一言も...。
でも本当に私は、嬉しかった。
小学校も卒業。
中学生にもうすぐなろうと
してる時、私は予感がした。
中学生は、優斗と同じクラスに
なりそう...。そしてまた優斗
のことを好きになる。って
予感。でも結局、その予感は、
ただの予感で終わってしまい
隣のクラスになった。
中学校に入って初めて
好きになった人―。
それは、できればなかったこと
にしてほしいと想った恋。
苦しくて悲しい、辛い恋だった。