Kiss

ケイタの腕に自分の腕を絡め、もたれかかっていたが頭を撫でられ気持ち良くなり目を閉じた

「幸せ…」

『俺も…』

頭を上げKissをした

『リータン、ChuっChuっ音してみんなに気付かれちゃうよ』

「別に良いもんっ」

『リータンらしいね(笑)』

窓から景色を眺めていると、視線を感じケイタを見るとニコニコしながらアタシを見つめている

『どうしたの?』

「…ずっと見てたの?」

『うん!』

「景色を?」

『リホちゃんを!』

「恥ずかしいからあまり見ないでっ」

『どうして?目の前にリータンがいるんだよ?見ないわけないでしょ?』

「ケータンだってずっと見られたら嫌じゃない?」

『嬉しい!』

「…そう、リホはあまり見られるの好きじゃない…」

『気にしないで(笑)』

それからもアタシの頬や鼻をつまんだり、耳をひっぱったり

「痛いんですけど…(怒)」

『ご、ごめん!』

「何してるの?」

『どうすればリータンの顔が変に見えるのかと思って…』

「…」

『でも鼻つまんでも、口伸ばしても、ほっぺ引っ張っても可愛かった(笑)』

「…ありがとう」

『リータン大好き』





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