Kiss
アタシは諦めて再びケイタにもたれかかり眠る事にした
するとケイタもアタシの頭に顔を乗せてスースー言い始めた
目を覚ますと両足を目一杯伸ばして、イビキをかいてケイタは寝ていた
「新幹線でここまでリラックス出来る人も凄いな…」
時計を見るとそろそろ東京駅に着きそうだ
ケイタにKissをするが微動だにしない
「ケータン…ケータン…」
『んっ』
「起きて、もう少しで東京だよ」
『今どこ?』
「知らないけど、あと少しだから降りる準備しよ」
『うん…ホテルまで電車で移動しようと思ったけどタクシーにしよう』
「うん」
チケットを手に持ち携帯などの荷物をバックに入れる
『リータン、ガラガラ自分で持てる?』
「大丈夫!おうちの中で練習したから(笑)」
『じゃあ降りようか』