Kiss

『暑い…やっぱりタクシーで行こう』

「そう?リホはどっちでも良いよ」

『帰りはお散歩しながら歩こう』

「うんっ!」

タクシーをつかまえ行き先を告げるが、お店の場所が分からないと言われたので近くで下ろしてもらった

『多分この辺だとおもうんだよなぁ』

手を繋ぎキョロキョロお店を探しながら歩く二人

「なんか面白そうなお店ばかりね」

『見つからなくても適当に入れそうだね』

携帯のナビウォークではかなり近付いているようだ

『あっここだ!』

「ホントだぁ」

細い路地のコーナーにあるイタリアンバルだ

仕事帰りのサラリーマンで賑わっていて、外の1テーブルだけがちょうど空いていた





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