Kiss
眠れるかな…
朝の6時を過ぎている
「ケイタくん、今日移動するって言ってたけど何時の飛行機かな…」
C市から出る飛行機は3便しかない
せめて見送りに行きたいな…と考えながらアタシは眠りについていた
メールを知らせる音で目を覚ますと9時を過ぎていた
《眠いしスコア最悪リホちゃんと寝たい》
ケイタからのメールだった
〈ごめんねリホだけ休んでて頑張ってね〉
《リホちゃんが応援してくれたら頑張れる今から挽回します》
〈ケイタくん、何時の飛行機〉
《何時にあがるか分からないからまだ決めてない》
きっと最終便だろうな…
と、思いながらまた眠りについた