Kiss
昼前には目が覚めていたが、ベッドから出ることが出来なかった
二日酔いも良くなり時計を見ると15時を過ぎていた
「何か食べなきゃ…」
と起きようとするとまたケイタからメールが来た
《リホちゃんごめん15時半の便でC市を発ちます時間は決まっていたけど、見送りに来られたらC市を離れられなくなるから言わなかったまた絶対来るから待っててね大好きだよ》
「間に合わないじゃん…」
泣きながらベッドルームを出たが、今から家を出ても間に合わない
ケイタはアタシが間に合わない様に搭乗ギリギリにメールをしてきた