Kiss

8月に入り異常な猛暑が続いていたが、アタシ達の関係も異様な盛り上がりだった

この頃にはお互いをケータン、リータンと呼び合う様になっていた

『俺、水曜日移動して夜は客先と飲もうかと思ってたけど、リータンと会いたいよ
2ヶ月振りにリータンに会えるんだもん少しでも長く一緒にいたい…ダメかな?』

「ダメじゃないけど、大丈夫なの?次の日からは一緒にいれるんだよ」

『分かってる…一秒でも多く一緒にいたい』

「アタシは平気よ
当日でも大丈夫だから無理はしないでね」

『ありがとうリータン!無理じゃないよ
ってか当日じゃなくて今決めたい!
俺とお食事してくれますか?』

「もちろんよ!」

『やったぁ』

「子供みたいね(笑)」

『何て言われても良いよ!リータンと一緒にいれるなら』


そんな事を言いながら1日1日と会える日が近づいてきた





< 67 / 117 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop