Kiss
8月に入り異常な猛暑が続いていたが、アタシ達の関係も異様な盛り上がりだった
この頃にはお互いをケータン、リータンと呼び合う様になっていた
『俺、水曜日移動して夜は客先と飲もうかと思ってたけど、リータンと会いたいよ
2ヶ月振りにリータンに会えるんだもん少しでも長く一緒にいたい…ダメかな?』
「ダメじゃないけど、大丈夫なの?次の日からは一緒にいれるんだよ」
『分かってる…一秒でも多く一緒にいたい』
「アタシは平気よ
当日でも大丈夫だから無理はしないでね」
『ありがとうリータン!無理じゃないよ
ってか当日じゃなくて今決めたい!
俺とお食事してくれますか?』
「もちろんよ!」
『やったぁ』
「子供みたいね(笑)」
『何て言われても良いよ!リータンと一緒にいれるなら』
そんな事を言いながら1日1日と会える日が近づいてきた