センセイと私の不可思議恋愛




「出た!!ミドリムシ!!」




目の前に、緑川純一郎が!!




「萌!!あほ!!何がミドリムシよ!!聞こえたらどうすんのよ」



「あ、ごめんごめん」




廊下の窓を閉めてる緑川純一郎の近くに寄ってみる。



私の腕を引っ張る瑠美を無視して、緑川に話しかけてみた。




「緑川先生ですか?」




振り向いた顔は・・・・・・




う~ん。



微妙。




微妙としか言いようがない。



かっこ悪くはない。


でも、かっこいいかと聞かれると、首をかしげてしまう。



全然、体育の教師っぽくなくて、どちらかと言うと、理科系?




ミドリムシやし。


ふふふ。





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