センセイと私の不可思議恋愛




「あ、でも!!すんごいかっこいい先生おったって言ってたよな、萌!」



瑠美~、余計なことを!!



「ほんまに?小阪、ほんまに?もしかして青山先生ちゃうん?」



「青山先生知ってるん?」



黒岩の口から青山先生の名前が出て、びっくり。




「結構有名やからな。あの先生目当てで、あの高校受ける女子もおるくらい」



「嘘~!!知らんかった。あ、でも、かっこいいって言っただけで別に興味ないですから」



なぜか敬語になった私を見て、黒岩は怒り出す。




「何か、怪しい!!急に敬語になったし、怪しいぞ。青山先生にドキドキしたん?もしかして、好きになるかもとか思ったん??」




必死になる黒岩がめっちゃかわいくて、かわいくて・・・・・・




「それは絶対にない!!信じてよ。瑠美が好きになったらおもろいなって思っただけ。でも、瑠美は、青山先生じゃない緑川先生のこと好きになったんやよな!!」





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