センセイと私の不可思議恋愛



「俺は、学生やのにあんなに化粧したり派手な格好してるのは好きじゃないから。大越みたいに、サッカーに一生懸命になってる爽やかな子が好きやし」




今日の緑川先生は、かわいいとか好きとか・・・・・・


そんなん言っちゃだめですよ~!!!





「そ、それはそうと・・・・・・青山先生と大河内さんが何かあるなら、入部したらどうなるんでしょうか」



平常心を取り戻そうとするけど、ドキドキは止まらん。



「う~ん。できれば、入部せんといて欲しいけど。そうもいかんやろ」



「ですよね・・・・・・ 青山先生が顧問になるって、こういうことだったんですね。想像していたよりも問題がたくさん・・・・・・」



「せやねん。だから、今まで踏み出せずにいたけど・・・・・・青山先生のためにも、早く顧問として頑張って欲しかったしな」




緑川先生は、人指し指で、机をトントンと叩きながら悩んだ顔をしていた。





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