センセイと私の不可思議恋愛
「これ、何?」
「まだ早いけど・・・・・・指輪や」
ゆ、ゆ、指輪ぁ???
「指輪・・・・・・?」
「俺と会う時だけしかつけんなよ。学校にはつけたらあかんで」
指輪・・・・・・
まじで?
好きな人からプレゼントもらうだけでも嬉しいのに、それが指輪やなんて・・・・・・
泣いてまうやん!!
でも、嬉しすぎて涙が出んかった。
「やったぁ!!!!指輪や~」
「うるさい。こら、落ち着け!」
はしゃぐ私の頭をぐりぐりする黒岩。
「私は何も用意してへんねん。ごめんな」
「別に何もいらん。その笑顔見れただけでいいから」
「じゃあ、とっておきのプレゼントあげる!」
勇気を出して・・・・・・
黒岩のほっぺにチューのプレゼント。