センセイと私の不可思議恋愛
「良かったら一緒に回らへん?」
私が声をかけると、かわいこちゃんは、にっこりと微笑んでくれた。
メロメロやぁ~。
「私、小阪萌美!!よろしくな」
「私は、大越瑠美。萌美とは中学からの親友やねん。よろしく」
私と瑠美は、競い合うようにかわいこちゃんに握手を求めた。
それを見たかわいこちゃんは、キャハハとかわいい声で笑ってくれた。
「私、清瀬姫華。よろしく~!」
【キヨセヒメカ】
名前と顔がこれほどぴったりな人もおらんな。
まさしく“姫”って感じ。
3人でおったら、私と瑠美は姫につかえるお手伝いさんみたいな。
「姫華?めっちゃかわいい名前!!姫華ちゃんって呼んでもいい?」
私はハイテンションでかわいこちゃん改め姫華ちゃんの手を握った。
「もちろん!!」