センセイと私の不可思議恋愛




友達に囲まれた姫華ちゃんが、私達に気付いて、手を振る。



「体育、一緒に着替えへん?」



「うん!!ちょっと待ってて!!」



姫華ちゃんは、うちらを選んでくれた。


そのうち、クラスの友達が一番になってまうかもしれんけど、この友情大事にしたい。


ずっと友達でいられますように。





「ありがとう!!体育は一緒やから嬉しいな」



そんな言葉に、ニヤける私と瑠美。



「あれから、進展あった?」



ニヤけたまま姫華ちゃんに聞くと、姫華ちゃんもニヤけてこう言った。




「さっき、目が合ってん!!めっちゃ嬉しい」



目が合って嬉しいって・・・・・・その感覚懐かしい。



忘れてたな、そういうの。






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