センセイと私の不可思議恋愛
「あっれ?誰かおるんか?」
奥から爽やかボイスが・・・・・・
「ヒーっっ!!やばい!」
逃げようとする私達3人を見つけた青山は、にっこりと笑う。
あああ、かっこええわぁ。
この笑顔。
まじで、罪な男。
「別に逃げんでもええって。ごめんごめん。奥のソファで昼寝してたわ」
「すいません。勝手に入って。ちょっと青山先生にお願いがありまして」
薄いイエローのシャツがこれまた似合う。
眠そうにあくびをした青山は、私達をソファの部屋に案内した。
「そこ、座ってて」
そう言われて、座った場所には、黒いクッションが置いてあった。
私は、それは絶対青山の枕やと思って、姫華ちゃんに渡した。
「え・・・・・・これって」
「青山の匂いつき~」
コソコソと笑い合う私達を横目に見ながら、青山は髪の毛を整える。
ちょっと乱れた前髪も、かっこよく見える。
ナチュラルパーマ。
てか、私まで完全にファンモードやん!!