センセイと私の不可思議恋愛
じゃ~なって手を振る時に、目が合った。
ドキドキした。
今、私に何も話しかけてくれんかったけど、でもでも・・・・・・ちゃんと通じるものがあって。
めっちゃ嬉しかった。
“萌ちゃんがお世話になってます”って言ってくれた。
彼氏みたいやん。
それから、姫華ちゃんと瑠美と一緒に、黒岩の後をこっそり追いかけた。
「会議室に入ったなぁ?何の会議やろ」
「進路のことかな?」
「うちらの中学からいっぱいこの高校来てるもんな」
「でも、まだ春やで??」