センセイと私の不可思議恋愛
「どれくらい部員が集まるのか、これからどういう風に部活を運営していくのか、3人と話し合ってはどうですか」
純一郎は、落ち着いた話し方で、説得力がある。
純一郎のポイント一気に上昇。
「話も聞かんとただ反対するなんて、おかしいやろ」
裏青山も続く。
ひとりごとのように言い捨てて、ため息をつく。
大きなため息が廊下まで聞こえて、姫華ちゃんは萌える。
「大人を信用できなくなりますよ。やる気のある生徒を大事にしてあげないと、この高校はだめになります」
おっと!黒岩様、良いこと言う!!
でも、黒岩は中学の先生なのに、こんなこと言って大丈夫なんかなぁ?