甘コイ。
遅れて教室に入り、先生に遅れた事情を話して、席に着いた。
1時間目は10分くらいしか授業やらないですんだ。
休み時間、希にあのことを相談することにした……。
2人で屋上に行き、ストレートに
「私、先輩にキスされた」
沈黙が10秒くらい続き…
「……え……
嘘でしょ??」
希は、私を疑うように言った。
まあ、疑うのもおかしくないだろう。
「本当だよ!
いきなり知らない先輩に……」
希は、なぜかいきなり泣き出した。
「何で希が泣くんだよー」
「だって……だって
朱希に負けたー」
「はあ??笑
何が負けたの?????」
私の頭の上にはハテナがいっぱい。