甘コイ。




遅れて教室に入り、先生に遅れた事情を話して、席に着いた。



1時間目は10分くらいしか授業やらないですんだ。




休み時間、希にあのことを相談することにした……。




2人で屋上に行き、ストレートに




「私、先輩にキスされた」




沈黙が10秒くらい続き…




「……え……
嘘でしょ??」




希は、私を疑うように言った。




まあ、疑うのもおかしくないだろう。




「本当だよ!
いきなり知らない先輩に……」




希は、なぜかいきなり泣き出した。




「何で希が泣くんだよー」




「だって……だって
朱希に負けたー」




「はあ??笑
何が負けたの?????」




私の頭の上にはハテナがいっぱい。




< 16 / 32 >

この作品をシェア

pagetop