甘コイ。

〜緊張の瞬間〜





「159番…159番…あるかな~」




私たちは今、親友の希と一緒に受験番号を探してる。




私の受験番号は159番。
希の番号は213番。




「129番…131番…142番…159番……」




(ん、あれ……あった!!)




「希、希!!私の番号あったー、希の番号もあった?!」




「うちの番号もあったー!!」




「まじで!!?やったー!!!これで同じ高校行けるー」




(はあー
ほっとしたー
また希と一緒にいられる。)



家に帰り……




「朱希どうだった!??」




お母さんがニコニコしながら玄関でまっててくれた。




お母さんに
「合格したよ!!」
と、はしゃぎながら言った。




お母さんも一緒に喜んでくれた。




その日の夜は、すぐ眠りにつけた。


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