甘コイ。




「香山先輩に会わない方がいいと思うよー」




「なんでー??」




「え、だって……ねー
希かわいいから、希までキスされちゃうよー
だから………」




「いいよー
別に!!」




(あのー希さん!
よくないでしょーが!
どんだけ、男とキスしたいんだよ!




「じゃあ、希1人で香山先輩のとこ行ってきな!!
1-Bの教室の近くに先輩いると思うから!!」




「嫌だ。」




どんだけ、わがままなんだよ。





じゃ、しょうがない……




「わかった。
一緒に行ってあげるよ!
「やったー」
でも、その変わりに……」




「じゃ、朱希早く行こう!」




と、言って希は私の話を最後まで聞かずに、私の手を握って走った。




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