甘コイ。




そして、希のクラス1-Cに着き



「よし、じゃ朱希ばいばーい!また後で会おうねー」




「うん、ばいばーい!」




希とも別れ、私は1-Bの教室の前に着いた。




一回止まり大きな深呼吸をした。




「はあーーふうーー」




(1-Bに友達いないんだよなー
あ、でも旬がいる……
何かめっちゃ緊張する。)




そして、教室に入った瞬間誰かにぶつかった。




(痛っっ!)




「チェッ
いってーなー」




と舌打ちをされ、いきなり舌打ちかい!とか思い、いかにも感じが悪そうな人だった。




そして、恐る恐る顔を見てみると……




「え、旬!!?」




(旬だよね。
ふいんきトカ全く変わってないなー
まさか、教室入った瞬間に旬に会えるなんてー!!)




「え、誰?」




(ええー
私のこと忘れちゃったのー
かなりショック!!)




「朱希だけど……
覚えてる…よね??」




「あ、え、あ、あああああー
朱希???顔変わったねー!笑
誰かと思ったよー
てか、同じクラスだったんだ。」



(そんな、顔変わってないと思うけど…
それに、今ごろ同じクラスだったってこと気付いたんかい。
まあ、そんなことはどうでもいいや。)




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