甘コイ。




(問題は、何で引っ越したはずの旬がこの高校にいるのか何だよね……)




何て考えていたら、旬の隣にいた人と目が合い




「こいつ誰??」




と、旬に聞いている。




(逆に君こそ誰ですか。)




「こいつはねー
俺の幼なじみの朱希」




「へえーそなんだ。
…………
って!旬の幼なじみなのー??!
けっこうかわいいじゃん」




(反応おそっ!!
てか、かわいいとか言われるとめちゃ照れるんですけどー)




「おう!!
そんな驚くとは…」




(いちよ、挨拶しとかないと……)




「よろしくお願いします。
朱希です。」




軽く、お辞儀した。




そしたら、向こうもお辞儀し返してくれた。




「えと、君の名前は??」




「…………」




(無言ですか…)




「あ、俺に聞いてんの??」




「はい!」




(君しかいないでしょうが。
まさかの天然くん(?)。)




「えと、俺の名前は新木結城」




(結城くん……かあー)




「旬とは、どういう関係なんですか??




「旬とはね…さっき、友達になった。
友達ほやほやだよ。」




(まじかよ。
もう、めちゃ仲良しだなー!)




「あ、そうなんですかー」




「俺ら同い年なんだしタメ口でいいから。
後、俺のことは結城って呼んで。
俺は、朱希ちゃんって呼ぶね」



< 6 / 32 >

この作品をシェア

pagetop