こんぺいとう【短編集】





「先輩、」

「……んー?」


あぁ、バカ。

私もかなりのバカ。


口の端に生クリームなんてつけたマヌケ顔の先輩に。


「……なんでもない」


私は今、何を言うつもりだった?





「美味しいよ、コーヒー」

「インスタントだけどね」

「好きだよ」

「そっか、よかった」





【珈琲に本音を】

(あーぁ、バカだなぁ)



end.





< 65 / 65 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:1

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

ずっと君と

総文字数/1,711

恋愛(純愛)1ページ

表紙を見る
狡い年下に絆されて

総文字数/2,461

恋愛(純愛)4ページ

表紙を見る
何でもない言の葉

総文字数/3,023

その他15ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop