空の彼方へ、2 イメージソングの詩集
俺は道は分からなくなる、誰かにぶつかる…そんなことで頭がごちゃごちゃになり、また泣き出してしまった。




しかしその女の人は俺の手を引き、家まで連れて行ってくれた。



それに、俺にグレイスという名前もつけてくれた。




その夜も…俺を助けてくれた人…。



嬉しくて…仕方なかった。




朝、彼女が俺の家から出ていく時に俺は彼女にキスをした。





ラナ族の言い伝えなのもあるし、彼女と…また会いたいから…






それからしばらく経って…俺は近所の友達と森へ行った。





しかし、その時の俺は…体がおかしく…しかも…右腕が黒い枝と化して…友達、森を死なせてしまった…。




それから…人間の俺を見る目が変わった…
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