永遠
「・・ん・・」
目が覚めたとき目の間に陽太が居た。
「ひ・・なた?」
「大丈夫か!?」
「うん・・泣き疲れたみたい・・・」
「そっか。心配させんな」
陽太はあたしの頭を撫でる。
そして・・・
優しくキスしてくれた。
初めてのキス。
すごく優しいキスだった。
「これからはずっとそばにいるから安心して」
「うん。ありがとう」
「・・・これでも・・・一目ぼれだぞ?」
陽太は恥ずかしそうに頭をポリポリかいた。
「大事にしてやる」
「うん・・・」
恥ずかしかった。
初めてそんなことを言ってもらえた。
ありがとう。
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