永遠
いや・・・みんなと仲良くできない。
きっとあの人とも。
今日限りなんだ。
・・・あたしはやっと家に着いた。
「ただいま・・」
言ったって誰もいない。
お姉ちゃん二人は今日遅くなる。
だから家では一人。
あたしは部屋着に着替えてベットにもぐりこんだ。
そしてゆっくり・・・目を閉じた。

「ふぁ・・・」
朝起きたのは7時だった。
今日から学校が始まる。
今日で、二年になるのか・・。
あたしは制服に着替えた。
冷蔵庫から適当な物を取って食べて家を出た。
太陽があたしを差し込む。
あたしは学校に着いて自分のクラスを確認して席についた。
みんな・・・嬉しそうな顔してる。
仲のいい子と一緒になったのかすごく笑ってる。
クラス替えなんてどうでもいい。
あたしには友達なんていないからどうでもいい。
みんなが騒いでる中一人静かにしてた。
そしたら、
「席につけー!」
先生が来た。
「今日から2年だぞ!おまえら青春しよろ!あ、自己紹介から!!」
なんと担任の先生はすごい明るい体育系先生。
「えー担任になった中田だ!よろしくな」
先生はみんなのほうを見て・・・一回目が合った。
そしたら先生が近づいて来て、
「おまえ美人だな」
そう言われた。
言われた瞬間びっくりして固まった。
「田中先生ー!固まってるよ~!」
クラスのみんなが笑う。
あたし・・笑われてるし。
「すまんすまん。じゃ、一番から!」
先生の合図で一番の人が自己紹介していく。
・・・自己紹介をしたら先生がニコニコし始めた。
「えっとーこのクラスに転校生が来ます!はい!拍手!!」
そしたら先生が拍手し始めてドアが開いて・・・
「え・・・」
思わず声をだしてしまった。
だって・・・
「えっと陽太です。みんなよろしくな!」
その人は昨日話した・・・あの人だった。
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