永遠
【陽太Ver】
俺はなんと偶然光莉に会った。
あの時、引っ越してきたばかりで散歩してたら光莉に会った。
唄声を聞いて・・・すごい感動した。
こんなにも気持ちが伝わってくるんだと初めて知った。
もっともっと聞いていたかったけど時間が時間だし。
光莉は帰った。
もう・・・会うことはないのかもしれない・・・。
だから同じクラスになった時運命かと思った。
そして今俺は光莉の隣の席。
俺が中学時代の話を話始めた。
でも・・・
ちっとも光莉は笑ってくれない。
笑顔を見せてくれない。
・・・光莉の笑顔が見たいのに。
「んでな・・・・」
光莉の顔を見たら真っ青になってる。
「・・・どうした?」
光莉に聞いてみるけど・・・
「あ、ごめん・・」
それしか返ってこない。
「大丈夫か?」
「うん・・」
どうしたんだよ・・。
まったくわかんねぇ。
でもここで俺が下手に聞いても・・。
女の事情ってやつか・・?
俺が混乱し始めた途端日和が勢いよく立ち上がって
「光莉!ちょっと来て」
光莉を連れてどっか行きやがった。
「おい!」
俺を置いてくなよ・・・。
日和と光莉がどっか行った瞬間俺は女に囲まれた。




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