なんだか酷い短編集


「へぇ…そうやって使うものだったんだ…」

実際にソレを使ってみせると、
彼は感嘆の声をあげた。


目を輝かせて見てくるので、
彼にもやらせてみることにする。



「オレさ、こんなのがあるって知らなかったよ。
 いつもパックのしか買わないからさ」

それはそうだろうと、僕も思う。





「とりあえずさ、この鰹節、どうしようか?」

友人によって大量に削られた鰹節。

1人暮らしの僕には有り余る。



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