大切なもの


「おしっ、じゃあ歌いますか!!」

「「『イェーイ!!』」」

愛海の一言で私と祐とトモくんのテンションが一気にMAXになった。

それから私たちは息切れするくらい歌ってはしゃいだ。

楽しくて楽しくて、
ずっとこのまま、
幸せが続くと思ってた。

だけど、その時は刻一刻と近づいていた。
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