[完]ヤクザが愛する女~Ⅱ~
「あのね!私プリンが大好きなの!冷蔵庫に入れて後から食べようと楽しみにしてたのに旦那さんが食べちゃったの!」


りっちゃんはプクゥと
頬っぺたを膨らませた。



か…可愛い!


…ってプリン?

もっと深刻な喧嘩なら分かるがプリンって…



その瞬間りっちゃんの携帯が鳴った。


「あっ、旦那さんからだ。」



りっちゃんは電話に出た。
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