SugarⅡ
「み、美海ちゃんの体が…っ…あははっ……ゼリーにっ!!」
笑いすぎて喋ることもままならないらしい。失礼な話だ。
―――――――ガラガラ…
「「「あ…」」」
「おはようみんなっ」
息を荒くしながら教室に入ってきた美海は、何か言いたげに近づいてくる。
「あのねっ、あたしの体がプルプルのゼリーになったの!! 食べると大きくなるんだよ!」←
……意味分かんないよな←
「美海、それって冗談?」
「何が?」
どうやら、本気で言っているらしい。
ふと、晴を見ると、手で顔を覆ってプルプルしている。←
「晴、笑っちゃダメでしょ…っ」
奈々はそう言いつつも、顔がにやけている。気づいてないのか。
「お腹すいたから、腕を食べたのね。そしたら体がブヨーンて膨れちゃって!!」←
お腹がすいたから腕を食べたのか…
「美海、腕は食べ物じゃないからさー、美味しくなかっただろ?」
もちろん、本気で対応←